不登校の始業式

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 大体、不登校児の始業式ほど、親に取って喜ばしく、子供にとって気の重くなるものはないだろう。

 親は子供に期待をかけるので、子供はその期待に沿うべく学校に行く。そして傷ついて家に戻ってくるのだ。

 私の時は、一年生の秋頃から不登校になり、復帰したのが一年生の冬休みの後。ほとんど保健室にいた。あとは、iPodをずっとつけて、なるべく人の声が聞こえないようにしていた。とにかくひどい対人恐怖だったので、ほとんど人と言葉をかわさなかった。周りからは笑われた。ひどい新年だった。

 春が来ると、クラス替えになったが、その時に、学校の私への腫れ物に触るかのような気の使い方にはまいった。なにせ、仲が悪い人とは別のクラスになった上、私を多いか込むように優秀な人材が脇を固めたのだ。

 幸いそのクラスで私はうまくやっていけたが、それでも気が引けたりもして、私はあまり学校には行かなかった。

 いまなら何が問題だったかが分かる。ようは復帰するほどの実力が自分についていなかったのだ。