塾ってどれだけ儲かるのか教えます。
受験相談はyourmanifestojp@gmail.com
もしくは、080-6027-7332まで!
私が、現役の高校生だったころ、もちろん高校になんてろくにかよっていなかったのだけど、塾って高いなといつも思っていた。
でも、実際に個別指導の塾を開業してみると、塾ほど儲からないビジネスもないなと思えてきた。
まず、塾の原価について。
一コマ六十分で、三千五百円受け取る塾があったとしたら、大体こんな感じだ。トマスとかえいごやはこの倍はするけれども、明光義塾とかは大体これぐらいだと思う。
人件費(35%〜40%) 時給千二百円ぐらい
家賃(15〜20%)
広告費(5〜10%)
印刷費・教材費(5〜10%)
管理費/雑費(10〜15%)
すると、一番高い経費がかかるケースでは、利益はなんと5%しか出ない。かなり切り詰めても、30%ぐらいの利益率だ。
それで、塾で百人生徒をあつめるには、大体三年から四年はかかる。どんな成長企業でも。で、やりはじめたころは、十人ちょっとが普通だ。下手したら五人もこない人もいる。
一年の客単価が三十万だとして、百人で三千万。それで利益率が三割なら、まぁ年収九百万円ぐらいか。でも、この規模だと借金してたりもするので、実際に入ってくるのは六百万もあればいいだろう。自分の財産をすべて銀行に奪われるかもしれないリスクを抱えて、ボーナスなしの月五十万というのは、どうにも割に合わない。これはかなりうまくいった時のケースである。
集団指導だともっと、儲かるんだろうけど、駅前とかに立地させたら同じでしょ。それに単価も低いしね。