独学すれば人生で五十個ぐらいは「これで喰っていける!」技を身につけられる。

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 東進の高速学習という奴の意味が分からない。どうして授業を1.5倍速で見ることが高速学習なのか。
 
 うちの塾も基本的に落ちこぼれと言われている生徒しか入らないので、まぁ、こういうことをやることはある。まぁ、ようするにあれだ。勉強を遅れた分を取り戻しましょう。ていうアレ。

 で、そのときにどうして授業でやるのかが分からない。一人で読めばすぐできるのに、どうして授業でやるんだろう?

 自分たちの場合だと、たとえば英語ならくもんの中学英文法からやらせる。高校生だからといって、高校レベルの学力を持っているわけでは決して無いというのが現実だ。数学も、時に中学校レベルの計算問題からやらせる。中学校から一貫して成績がふるわなかった生徒も、浪人生となると、さすがに中学校レベルの問題はできるみたいだ。

 でも、参考書だから、最初の二週間で一周目、正答率が半分だったとしても、二周目を一週間、三週目は三日間、四周目は二日間、五周目は一日といった感じで、ここまでやると二割ぐらいだった正解率が一気に八割五分ぐらいにはなる。そもそも二割ならその問題をやるな、別の問題をやれという話だが、時間が無い時はこういうこともある。

 そんなわけで、参考書なら高速学習でも間に合う。一年半ぐらいでTOEIC900点、TOFEL250点ぐらいまで行きたいなー
と思っているのだけれども、これだって音読して、朝早く起きて、毎日二時間ぐらいフィリピン人と話していればきっと可能でしょう。

 一方、授業である。これどうなのかね。東進に十時間かよって授業ばかりみて全く成績があがらなかった生徒を何人も知っている。はて。

 だからたぶん、二十一世紀は独学の時代になるんじゃないかと思う。すばらしい社会だ。だって、何になりたいとおもったって、その道がしっかり用意されている。本屋さんにいけば、プログラミングからプロの料亭の味から、はてには医学部編入まで、もうなんでもできる、なんにでもなれる社会じゃないか。すばらしい社会だ。

 やっぱし、これからは、その人間が何が出来るか。人生五十年ぐらいあるんだから、一年ずつ勉強のテーマを決めて、一日六時間から八時間ぐらいかけてじっくりじっくりやる。で、これをまぁ、二十歳から三十年ぐらい繰り返してみる。

 七十歳まで生きれば、これを五十回繰り返せる。そうすれば特技が五十あるわけだ。これはすごいことだと思う。うん。

 みんなそんなに勉強してないから、がんばって勉強すれば、かならず報われる。

 そんな私は、一年で起業の勉強、二年で営業と拡大の勉強をしている。そろそろ落ち着いてきたので、残りの大学生活は、英語に費やして、あと在外の人たちを中心にサービスを提供していきたいと思う。最初は日本人から。次は外国人にも。